2013年01月02日

spin-off / BLUE MOON NIGHT -scene:2-








         :バード・バーの店内 -----


男    「どう思う ...? マスター」

マスター 「何がでしょうか ...?」

男    「彼女がさっき言ってたオーダーのこと ... 」

マスター 「 ... カクテルのことですね ... 」

男    「何か意味あり気だったような ... 」

マスター 「そうですね ... 多分 ... 」

男    「多分って ...?」

マスター 「 ... 彼女が今夜、いつものホワイトレディから、そのブルームーンに変えたのは
      一種の告白だったじゃないでしょうか ... 」

男    「告白 ...?」

マスター 「そもそもホワイトレディというカクテルは ... 実は今、口にされている
      そのブルームーンのバリエーションカクテルでして ... 」

男    「バリエーションカクテル ... 」

マスター 「レシピであるコアントローをクレームドバイオレットに変えるだけで
      ホワイトレディがそのブルームーンに姿を変えるんです ... 」

女    「それがどうして彼女の告白だと ...?」

マスター 「真っ白いドレスを纏うカクテルが ... 薄紫色の気高いドレスにその身を包む時
      ... 恋に落ちた証しだと、そう云われてますが ... 」

男    「恋の証し ... 」

マスター 「ご事情はわかりかねますが ... 今夜、彼女がそのブルームーンを口にしたのは
      その想いからではないでしょうか ... 」

男    「 ... この私への想い ... 」

マスター 「あなたがいらっしゃる前に、彼女が言ってました ... 」

男    「エッ?」

マスター 「何もかも捨てた ... 私は親不孝者だと ... 」

男    「あいつ ... 」

マスター 「多分、彼女は今夜 ... すべてを投げ出してあなたの元へ飛び込むつもりだった
      んでしょう ... 」

男    「ユキコ ... 」








タグ:告白
posted by マスターの知人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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