2012年09月04日

anecdote / 雨色のレシピ File-X -Page:4-









ジ ン(Na) 結局、この事件の依頼人である女からは、これといった情報を
      得られることもなく、いつものように煙にまかれてしまった ---

      それにしても、あのフロッピーに記録されていた、この童話の1フレーズは
      一体、何の意味があるんだ ...?

      かごめかごめ、かごの中の鳥は ... いついつ出やる、か ...

      わからんな ...
      どう考えてみても、今までの出来事のすべての疑問は、ある一点の方向に
      向かって解決を見れるような要素がまるでない ...
      むしろ逆に、放射状になって疑問と謎がどんどん広がっているような気が
      する ... あまりいい雰囲気じゃないな ...

      俺は気分を変える意味も含めて、マスターとこれまでの経緯を整理して
      みた -----


マスター 「 ... それで、考えられる推測は ...?」

ジ ン  「あくまで仮の推理だが ... まず失踪したあの女の亭主は、何か重要な
      事件に関わったか、さもなくば重大な事件を引き起こした ... 」

マスター 「充分に考えられる内容ですね ... 」

ジ ン  「しかし亭主は、仲間割れか何かの事情で我が身に危険を感じ、その姿を
      隠した ... 」

マスター 「それが失踪事件として、露呈した ... 」

ジ ン  「その亭主を、事件に関係していると思われるもう一方の奴らが追っている
      ... これはもしかすると ... あの女と佐山も一味かもしれないな ... 」

マスター 「まさか ... 」

ジ ン  「同時にもう一方では、亭主である男を見つけられる何かと都合の悪い奴らも
      存在している ... 
      こいつらが、一連に俺を襲った奴らだと思っていいだろう。
      こいつらも事件に関係してると思われるが ... 今のところ男とどういう
      関係にあるかは、不明だな」

マスター 「すべての謎を解く鍵は ... やはり失踪したあの女性のご主人が、握って
      いるようですね ... 」

ジ ン  「それにしても ... あの日わざわざ俺の所へ、亭主の居場所を連絡してきた
      奴は一体、誰なんだ? ... 当の本人なのか? それとも別人 ...?
      その目的は一体、何なんだ ...?」


         :短い沈黙 -----


マスター 「お代わりいたしましょうか?

ジ ン  「ン?」

マスター 「グラスがもう空ですので ... 」

ジ ン  「 ... 戴くとするか ... 」


         :その時、ジンの携帯電話が鳴る -----


ジ ン  「 ... はい、もしもし ... もしもし ...!」

電話の声(男)「--- --- (不気味な笑い)フフフフフ ... 」

ジ ン  「誰だ、テメエ ...!」

電話の声(男)「 ... お前の助手は預かった」

ジ ン  「何だと ...?! 」





posted by マスターの知人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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