2012年07月23日

épisode / シンデレラ イマージュ part-U -scene:3-






         :サンドリオンの店内 -----       


マスター 「どうしてそうなんでしょう ... 確かこの間もそうだと ... 」

イツカ  「そうですね ... おかしいですよね、こんなのって。
      私がいながら別の子といるなんて、ホントおかしいですよね、彼。
      友達もみんなそう云う ... どういうつもりなんだって ...
      ホントにどういうつもりなんだろうな ... ユウは」

マスター 「このままで、いいんでしょうか ...?」

イツカ  「良くないとは思ってますけどね ... でも ... 」

マスター 「仕方ないと思う、ですか?」

イツカ  「あ、マスターすごい。私の気持ち読んでる」

マスター 「いいえ ... これはこの間おっしゃってたセリフです ... 」

イツカ  「そっか ... 私、口癖になってるんだ ... 」

マスター 「あまり歓迎できない口癖かと思いますが ... 」

イツカ  「そうかも知れませんね、この言葉は ... 」

マスター 「本当にこのままでいいんでしょうか ... 彼のこの浮気めいた行動が」

イツカ  「浮気か ... やっぱりそうなるのかなぁ ... 」

マスター 「どういう意味なんでしょうか、それは」

イツカ  「みんなもよくそう言うの ...
      あなたがいながら、なんで他の女と一緒のいなきゃならないの?
      まったく男って身勝手なもの ... 浮気が男の甲斐性だと思ってるんだから
      いい気なもんよねって ... 」

マスター 「よく耳にするお話しですね ... 」

イツカ  「そう。ほとんどの人がそう云うし、そう思ってる ...
      当の男性自身もそう思ってるみたいだし ...
      だから、友達なんか彼に浮気されたら自分も浮気してお返しさせてもらうとか
      証拠や現場を押さえてその場できっぱり別れてやるんだとか、色々 ...
      みんなかなり過激な行動を心得てるみたいで ... 
      でも中には、只々泣いてる子もいるけど ... 」

マスター 「ご自分の場合はどうなんでしょうか ...?」

イツカ  「私の場合? 私の場合は ... ご覧の通りですよ」

マスター 「仕返しするでもなく、別れるわけでもない ...
      まして、ただ泣いてるわけでもなく ...
      いつものままでいつものように ... ということでしょうか」

イツカ  「そうですね ... そういう感じですね、私の場合は」

マスター 「一途に信じていらっしゃるんですね ... 彼のことを」

イツカ  「いいえマスター ... そうじゃなくて ...
      信じなきゃいけないと思うんですよ ... 自分で選んだ人なんだからって ... 」





タグ:口癖 浮気
posted by マスターの知人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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